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道徳的規範にはどの文化にも共通の部分と

道徳的規範にはどの文化にも共通の部分と、習慣や慣習的規範のように文化によって大きく異なる部分がある。通常、共同体の構成員に対する危害:殺人、盗み、騙し、強姦などはどの文化でも不道徳視されている。一方で、例えばインドのバラモンの間では、息子が叔父の死後10日以内に肉を食べるか髪を切ることは不道徳とみなされるが。これは他の国ではそうではない。アメリカでは子供と同じベッドで寝ることは幼児虐待と見なされることがあるが、アジア諸国ではそうではない。道徳判断に用いられる特性(権利、義務、世話、神聖さなど)の強さも社会によって異なる。
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多くの文化では道徳的規範と慣習的規範が意識して区別されることが少ないが、幼い子供でも道徳的規範と慣習的規範の区別が付くようである[3]。例えば盗むことは悪いことだと教えられると、子供は「常に盗むことは悪いことだ」と理解するが、静かにしていなさいと注意されると、注意されたとき、あるいは特定の状況でのみ「静かにしているべきだ」と判断する。また宗教的に育てられた子供でも宗教的規範(他の教徒は従わなくても良い)と道徳的規範(全ての人が従うべきだ)をあるていど区別するようである。

心理学者エリオット・テュリエルのような道徳普遍主義者は、多様性を表面上の物と考え、より深層の共通性を捜した。人類学者リチャード・シュウェーダーはこの一見すると多様に見える道徳性を三つの領域に分けた。自立性(自由、権利、危害、正義に関する)、集団性(義務や集団全体に関わる)、神聖さ(純粋さや高潔さ、個人の霊性に関わる)[4]。ジョナサン・ハイトはそれを元に基本的な道徳の根源を5つに分け、ブラジルと北アメリカの上流社会と下流社会の人々の間で、無害だが不愉快な行為を評価する際に、この特性が異なる用いられ方をしていることを発見した[5]。

親切さ:他人に親切にすること、害を加えないこと
公正さ:公正さを保ち、不公平な扱いを気に掛け罰する
集団性:家族、集団への忠誠
権威:伝統や権威への服従
純粋さ:純粋さや清潔さを好み、汚れた物や不純な物を嫌う

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2009年06月08日 08:21に投稿されたエントリーのページです。

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