1955年にBuonocoreによってエナメル質をリン酸処理することによりエナメル質に微細な凹凸を作り機械的嵌合で接着することが可能であることが報告された。
切削されたエナメル質では、通常エナメル小柱が突出したパターンとなっている。 また、エッチング処理によりスミヤー層が溶解除去され、さらにエナメル小柱構造に基づく凹凸が形成され処理面の表面積は著しく増大する。これは小柱の境界部が脱灰されやすいことや、小柱の部位により耐酸性が異なることによる。
象牙質に対する歯面処理は、酸処理の歯髄への影響が懸念され象牙質の酸処理に対して反対論があった。しかしスメア層・スメアプラグの除去および脱灰象牙質のコラーゲン線維の露出により接着力が上がることが分かってきた。
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1978年に総山によってトータルエッチングが提唱された。
接着性レジンはPhenyl-PやMDPなどのリン酸エステル系のものと4-METAおよび4-METなどのカルボン酸系のものに大別される。これらモノマーのリン酸基やカルボン酸基は親水性基であるため歯質との接着に有効であると言われている。